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社会福祉法人 鳥取こども学園は、キリスト教精神にもとづいて創立されました。その基本理念は『愛』です。

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  • 第60回 🎄メリークリスマス🎅 認定こども園鳥取みどり園 副園長 川下 泉

     本園は、12月16日(土)、クリスマス祝会を無事に終えることが出来ました。

     巷のインフルエンザ流行と、危ぶまれる天候も何とか持ち堪えて、当日は、藤野理事長、田中副理事長、地域の代表の方にお越し頂き、終わらせていただきました。ありがとうございました。

     各年次の発表は、どれも素晴らしいものでした。年齢的な育ちが段階的にみられ、何より子どもたちが楽しんでいました。一人一人がのびのびと表現し、友達と一緒だから楽しい・頑張れる子どもたちでした。保育教諭も、心に余裕をもって当日を迎えることが出来た成果は、今後、鳥取みどり園の保育への自信となっていくのだと思います。日々の保育教育の延長線上の発表であったこともとても嬉しく思います。

    保育教諭も楽しさをいっぱい感じて、充実感を味わうことが出来たと思います。又、会場の保護者の方々も同じ気持ちで、笑顔と温かいエール・拍手を送ってくださり、会場がどの年次もひとつになっていました。感謝の気持ちでいっぱいです。

    今後も、保育教育を楽しみながら専門性を高める職場として、子どもの為に、向上心をもち保育について話し合える信頼し合える仲間であって欲しいと願います。

    アーメン。


    2023.12.22

  • 第59回 🍃もう一度叶うなら🍂 子ども家庭支援センター「希望館」 所長 山中 八寿子

    縁あって、鳥取こども学園に勤務して5年目になる。着任した時、教育棟の玄関前の花みずきの木が出迎えてくれた。春は愛らしい花を咲かせ、夏には青々と葉が茂り、秋には紅葉し、冬にはまた春への準備をしている。


    法人に勤務するようになってから、自分の子ども時代の頃のことをよく思い出すようになった。田舎に育った私は、周囲に自然が沢山あり、その季節きせつの楽しみ方を知っていた。
    春は、三寒四温と少しずつ暖かくなり、命が芽吹き柔らかな草花に包まれる。その中で私はれんげの花が一面に咲いている田んぼ(学校帰りの道のそばの田んぼで誰の所有か分からないが、その当時はおかまいなしに入り込んでいた。)の中で大の字になって青い空を眺めながら寝そべっていた。至福の時であった。また、れんげの赤い愛らしい花の中に白い花もありそれらを見つけては首飾りを作って楽しんでいた。
    夏は、午前と午後の一日に2回、八東川で毎日と言っていいほど泳いでいた。河原で穴を掘り水たまりを作り、泳いだ後はそこで体を温め温泉気分を味わった。泳ぎながら川底の石を拾ったり、飛び込みをしたりとワクワク、ドキドキがいっぱいだった。家に帰ってからのスイカは最高だった。
    秋で思い出すのは稲刈り。私が小学3年生の頃だったと思うが、兄と姉と3人で我が家の田んぼの稲を迷路のように刈って楽しんでいたところ、母が来て、我が家の田んぼは隣の窪と分かり大目玉をくらったことを思い出す。今となっては笑える楽しい思い出だ。
    冬は、雪遊び。1m20cm~30cm位の高さのかまくらを作り、穴の中で、七輪で焼いたみかんをきょうだいで食べてたのを思い出す。ほっこりとした記憶だ。また、兄が竹やぶ(これは我が家)から竹を切ってきて竹ソリを作ってくれ、傾斜になっている梨の果樹園で遊んだとても楽しかった思い出がある。

    おだやかな自然が私の「安心」を養ってくれたように思う。もう一度叶うなら、春の少し暖かくなった日差しの下、やわらかな風の中で、自然を感じながられんげ畑で大の字になって寝そべり1時間でも2時間でもボーとしていたい。自然の中にいるとき、世界に丸ごと受け入れられ、安心という心でいっぱいになり至福のときとなるだろう。 
    自然が与えてくれる安らぎや発見は、戸外でのキャンプやハイキングもしかりだが、街中でも見つけられる。アスファルトの間から顏を出している黄色い花や庭先からの甘い花の香りなど、自然の与えてくれる安らぎは街中でも見出すことができる。
    れんげ畑は難しくても街中の自然で安らぎを見出していきたいと考えている。


    2023.11.24

  • 第58回 🔨余計なことを付け加えて、人生を複雑にしてはいけません🔧 法人事務局長 山根 章明

    「余計なことを付け加えて、人生を複雑にしてはいけません。」
     「日めくり」超訳マザー・テレサ
     幸せはいつも、ささやかなことの中に あなたの心を励ます愛のメッセージ より


    「あれば便利」と思って手に入れたものが、使っているうちに「必要なもの」になり、やがて「なくてはならないもの」になってゆく。そんなことがよくあり、「なくてはならないもの」が少しずつ増えてゆくのです。

    日々修理の連絡がやってきます。「衣類乾燥機が動かない」「蛇口の水が止まらない」「扉の動きが悪い」など、備品や建物の不調の連絡を受けたら、まず自分で確認するように心掛けています。というのも、忙しいと確認を怠って業者さんに連絡し、忙しい中来ていただいたのに単純なことで直ったことがあり、事前に確認していれば余分な出費をしなくて済んだのに、と反省した出来事がありました。

    そして、コストと時間と手間を考えながら、自分で直せそうならと努力をした結果、ドライバーが電動ドライバーへ、更にインパクトドライバーへと進化していきました。
    最初は「あれば便利」と思って購入した電ドラでしたが、めっちゃ楽じゃあないですか!すぐ「必要なもの」に昇格。さらにハイスペックなインパクトドライバーを購入、「なくてはならないもの」(所有している事の満足感?)へと変化しました。
    修理には道具と最適な部品が必要ですが、「あれば便利」ではなく「必要なもの」なので、依頼があるとそれに適した道具を考え、なければ増えていきます。
    最近では、のこぎりが電動のこぎり(レシプロソー)へと進化し、マキタ製品の沼に飛び込んでしまいました。若くないので道具でカバーすることも必要です。

    そして愛のメッセージには続きがあります。
    幸せになるために、そんなにたくさんのものは必要ありません。幸せのハードルを、上げ過ぎないようにしましょう。

    このメッセージを読んで以来、何か引っかかるものがありましたが、何かを直すことで他の人に喜んで頂けるなら、コストカットに繋がるのであれば、幸せのハードルが上がることもやむなしと、気持ちの整理をしました。

    そんな道具たちも最近修理の依頼が少なく寂しそうです。新たな工具も仲間入りしましたので、修理依頼待ってます・・・。


    2023.10.16