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社会福祉法人 鳥取こども学園は、キリスト教精神にもとづいて創立されました。その基本理念は『愛』です。

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  • 「てくてく」秋の遠足に行ってきました

     鳥取こども学園通所部門・不登校児童等グループケア「てくてく」では、秋晴れの先日、秋の遠足に行ってきました!

     場所は「船上山少年自然の家」。県の自然体験活動推進事業でお誘いいただき、様々な体験をさせていただきました。

     

     てくてくメンバーに事前にオリエンテーションを行うと、「行きたい!」「えー…(後ろ向き)」など、様々な声が。何はともあれ、行ってみようやってみよう!

     

     現地まで車で1時間半。到着すると、いよいよ体験開始です!担当の指導員さんとご挨拶。

     

    当日の活動メニューは、

    ・レクリエーション(グループワーク)

    ・BBQ

    ・カヌー体験             でした。

     

     まずはレクリエーション。指導員さんに教えていただきながら、5つのゲームをしました。どのゲームもチームワークを試されるゲームでしたが、我らがてくてくメンバーは、しっかりと協力してゲームをクリアできました◎

     

    そして、お待ちかねのランチ!BBQ!!

    みんなでおいしく、モリモリといただきました♪

     そして午後は今回の遠足のメイン活動「カヌー体験」です。

     カヌーをしたことのあるメンバーもいましたが、初めてのメンバーもあり、ちょっとドキドキ・・・。でも、誰1人「やらない」という人はいませんでした。いざ出航!

     

     漕ぎ出してみると、始めはおぼつかなかったパドルさばきもあっという間に上達し・・・、

    みんなが笑顔で「楽しー♪♪♪」と言っていました。

     最後には、ハプニングもあって、水ポチャしてしまうメンバーもいましたが、その顔にも笑顔が溢れていました(^-^)

     

    絶好の遠足日和の日に、大自然の中で素晴らしい体験ができました◎

     

    今後も「てくてく」では、様々な体験活動を通して、こどもたちが経験と自信を増していけるようにしたいと思います。


    2017.10.05

  • 楽しい生活

    希望館には多くの見学者が来られます。

    「希望館で生活しようかな」と考え中の子どもやその御家族もいらっしゃいます。

     見学では、建物や部屋や設備などをご覧いただき、ホームでの生活をイメージしてもらうこと。そして、ホーム職員や担当者などスタッフの顔と人柄を少しでも知ってもらうことが大切だと考えます。「希望館でどんな人達と一緒に生活するのか?」これは、建物の古さ新しさや窓から見える景色、どんな設備があるのか、そしてどんな間取りなのかなどよりも、子どもにとって大きなテーマです。

     ブロック長がホームまで案内して、そこでホーム職員に見学者の方への説明をバトンタッチします。すると不思議なことに、どのホーム職員も「楽しい」というキーワードを使いつつ、生活について説明していきます。その度にホームを「楽しい気持ちで生活できる場所」としたいという、職員のはっきりとした思いを感じます。見学者の方にもそのような思いはしっかり伝わるようで、みなさんの緊張がほぐれる様子が見られます。

     希望館の「楽しい」とは、テンションを上げてハイタッチ!みたいな楽しさではありません。

     穏やかな気持ちでありつつ、目を合わせて微笑みあったり、食事の団欒で「おいしい!」と声がそろったり、みんなでゆっくりテレビを見たり、好きなことや趣味を楽しんだり、時には失敗を笑い飛ばしたり・・・そういう楽しさです。

    子ども達の健やかな育ちの土台に「楽しい生活」を据えて、喜びも悲しみも成功も失敗も、すべて受け止め、共に生きていきたいという職員の理念と人柄が、見学を通じて子どもたちに伝わればいいな、と思います。

    女子ブロック長 水野壮一

     

     


    2017.10.03

  • 第12回 児童心理治療施設中四国ブロック職員研修会

     

     

     

     


     中国地区四国地区の児童心理治療施設の協議会で毎年開催されている職員研修会が鳥取市で開催されます。
    1 日 時

      平成29年10月26日(木)12時受付開始 13時開会
      平成29年10月27日(金)12時閉会

    2 場 所
      鳥取シティホテル(鳥取市えびす町471) 会場ホームページはこちら

    3 テーマ
     「児童心理治療施設と子どもの権利」~自由と制限をめぐって~ 

    4 参加施設
      津島児童院(岡山県)、児童心理療育センターみらい(島根県)、広島市こども療育センター 愛育園(広島市)、子どもの家 三美園(広島県)、山口県みほり学園(山口県)、若竹学園(香川県)、さくらの森学園(高知県)、ひまわりの家(愛媛県)、鳥取こども学園希望館(鳥取県)

    5 主 催
      全国児童心理治療施設協議会 中国・四国ブロック協議会・社会福祉法人鳥取こども学園 鳥取こども学園希望館

    4 日程と内容
     ☆第1日目(平成29年10月26日)
    (1)基調講演 講師 鳥取こども学園希望館 館長 西井啓二
     改正によって児童福祉法に「子どもの権利条約」の理念が取り入れられました。児童心理治療施設にとって、どのような意味やこれからの課題が生じるのでしょうか? 人権の発生と歴史、そして今日的課題を提案します。
    (2)基調講演を受けての情報交換 進行 鳥取こども学園希望館 主任児童指導員 水野壮一
     御参加の予定の皆さまにテーマに沿ったアンケート(無記名)に御回答いただきました。集計結果を御紹介すると共に意見交換のスタートとします。

    ☆第2日目(平成29年10月27日)
    (3)グループディスカッション 進行 鳥取こども学園希望館 副館長 藤野謙一
      助言者 弁護士法人やわらぎ 代表弁護士 大田原俊輔 ホームページはこちら
     「児童心理治療施設と子どもの権利」~自由と制限をめぐって~のテーマにそって意見交換を行います。子どもと職員の関係で生じる様々な衝突と「子どもの最善の利益」との折り合い、あるいは施設のルールや行動の制限をどのように活用するのか。結論のない課題ですが、御参加の皆さんが所属の施設で子どもと対面した時にふと考えを巡らせることのできるようなきっかけを作りたいと思っています。

     参考      子どもの権利条約/ユニセフ

         子どもと施設の権利擁護全国ワークショップ 

      


    2017.09.22