希望館ブログ | 社会福祉法人 鳥取こども学園 - Part 3社会福祉法人 鳥取こども学園 | Page 3

社会福祉法人 鳥取こども学園は、キリスト教精神にもとづいて創立されました。その基本理念は『愛』です。

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希望館ブログ

  • おじさんとして希望館で生きる

     希望館 女子ブロック長兼副館長
    水野壮一

     

     わしは今年で50歳。子ども達と若々しい職員に囲まれているため。ついつい自分も若いと勘違いしてしまうところがあるが、誰から見ても、どう考えても「おじさん」だ。このジェンダーレスの時代にあっても何故か「おじさん」というカテゴライズは消滅しない。わしはその真っただ中にいる。
     実は希望館でおじさんとして生きることには結構苦労が多いのだ。先述した通りみんなが若々しく、みずみずしい感性とか無尽蔵の体力とかITの親和性とか、わしに無いものを持っているのですぐに浮いてしまう。
     最近みんながわしに見せる笑顔のほとんどは苦笑いか愛想笑い…きっと子ども達にも職員のみなさんにも気を使われている。何とか「おじさんからの脱却」を図るも、所作やセンスの一つ一つからとめどなく溢れるおじさん感は、如何(いかん)ともしがたいようだ。これ以上自分のことを書くとへこむので、希望館で必死に生きている他のおじさん達の生態をレポートしようと思う。

      あるホーム長さん。(名を秘す)わしと同じ50歳だがルックスは若く、48歳にしか見えない。彼は子どもや若い職員に大切な話をする時に、高倉健や菅原文太、ドラマ「北の国から」や映画「男はつらいよ」やゴルゴ13のエピソードをふんだんに盛り込むという、おじさん特有の癖が出る。当然、相手のリアクションは百発百中で「知らなーい」「よく分からなーい」となるのだが、何故か彼はそれにショックを受けている。そりゃそうだろう、中学生女子に「高倉健のように背中で語ることの大切さ」を説いたり、20代の女性職員に「泥のついた一万円札」(北の国から)の話をして、何をどう分かり合おうというのだ。ショックを受けるべきはそのセンスだろうに、と思う。でも彼はこれから先もぶれずに健さんを例として「人としての在りよう」を語り続けるだろう。

     希望館の主任事務員さん。(特に名を秘す)事務方という立場から希望館の未来や運営を見据え、粘り強く働きを紡ぐ。しかも備品や設備の修繕も担い、不具合があると工具箱を持って駆けつけ、今は診療所の事務も手伝っている。それをアピールすることはせず、仕事に責任とプライドを持ち、「黙ってやることをやる」職人タイプのおじさんだ。運営やお金などについて難しいテーマを抱えているので、わしが顔を合わせる会議ではほとんど笑顔はない。きっと笑えない状況なのだろう、苦労ばかりかけてごめん。でも、希望館の子ども達と接する時は、とんでもなくチャーミングな笑顔を見せる。わしを含めてごく一部の職員はそのギャップに萌えるのであった。おじさんがおじさんに癒されてどうする、と思う。

     希望館の児童精神科医(バレバレだけど名は秘す)は一見柔和で「おじさま」タイプだが、LINEで松田優作のスタンプを送ってきたりする。ミスチル好きで有名だが、15年前に1度だけご一緒したカラオケでは舟木一夫の「高校三年生」を歌い上げていた。どっちやねん。  
     優しさと頑固さは相反するように思われがちだが、不思議なことにどちらも持ち合わせている。とにかく子ども達や患者さまの立場に立つことを徹底するし、子ども達の声にはニコニコして耳を傾けるし、そのためのハードワークを厭わない。優しさの固まりみたいな人だ。一方でわしが心配して「お身体のことも考えてご無理なさらず…」と進言するのだが、頑固だからちっとも聞き入れてくれないのである。もう放っておこうかと思う(放っておかないけど)その人柄に魅了されつつも、優しいのか頑固なのかどっちやねん。と思う。

     もう一人の男性副館長兼副園長(意地でも名を秘す)もおじさんだ。頭が良くて論理的思考に長け問題解決能力が高いうえに、情に厚く優しいのでみんなから頼りにされている。だが油断してはならない。彼は「人の話を聞かないおじさん」なのだ。思考回路がフル回転して考えに没頭して人の話が聞こえなくなる。月に2回は「ケンイチさん?聞いてますか?」「…ん?ゴメン」というシーンを見る。
     わしはこの現象に「ケンイチ無双」と勝手に名付けている。こうなったら彼の考えがまとまるまでみんな静かに待つしかないのだ。長い付き合いで分かったことだが、彼はその相談に親身になればなるほど夢想=無双となる。優しさからくる現象なので、最近はケンイチ無双が始まると温かい気持ちになる自分がいる。
    ※文章力の低さから名を秘しきれなかったことをお詫びします。ごめんなさい。

     このようにバラエティーに富んだおじさんたちは、周囲から浮いたり苦笑いされつつも希望館で生き、みんなと手をつないで輪となっている。そして、その輪の中心にいる子どもたちが笑顔でいることをおじさん一同、心から願っているのだ。


    2021.11.21

  • 「ハロウィンパーティーをしたよ」

      通所部門 不登校児童等グループケア「てくてく」

     

     去る10月末に、通所部門「てくてく」において、
      ハロウィンパーティーを行いました🎃

     

     毎年子どもたちが楽しみにしているハロウィンパーティー。今年は、ランチをみんなで作って食べた後、ゲーム会をすることにしました。

     

     ランチのメニューは、

      〇ミートパイ

      〇付け合わせサラダ

      〇コーンスープ

      〇白玉入りフルーツポンチ

     

     感染症対策をしっかりと行いながら調理を行いました。

     

     ギョギョ!?たくさんの目玉が!?…実はこれ白玉でできています。 
     豆腐も入れてモッチモチ♪

     さぁ、完成です!

     

    みんなで「いただきま~す♪」

     食事後のゲーム会では、みんなで『人狼』というカードゲームをしました。ただ一人の『人狼』を探り出していくゲーム…騙し騙され!?で大変盛り上がりました◎

     

    「てくてく」は、『学校に行きにくいな』『人とどう関わったらいいんだろう』などの悩みを持つ子どもたちと、職員が一緒にいろいろな活動に取り組む中で、自分らしさや次の目標を探していく場所です。

    今後もてくてくでは、様々な体験活動を通して、こどもたちが経験と自信を増していけるようにしたいと思います。


    2021.11.19

  • 子どもたちを見守り・共に

     

     ほんのりと秋の近づきを感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
     今年の夏休みも、子どもたちは毎日元気いっぱい!サッカー、鬼ごっこ、キックボード、ケイドロ、バスケットボール、卓球、バドミントン、ドッヂボール等々・・・グランドや体育館などで汗をかきながら楽しんで遊び、過ごしていました。

    今回はそんな楽しい遊び場所で、ごく当たり前の物が子どもたちの遊び道具になっている様子をご紹介します!!

     まず一番多い物は木の枝、棒。それを集めアニメの影響か戦いごっこなどを始めたりする子どもたちもいたりします。エキサイティングしている時は「危ないよ」と声を掛けることもしばしば。
     戦いごっこにはかっこいい刀は欠かせないのでしょう。「その棒、どこにあったの!?」と驚かされるようなものをどこかから見つけてきます。その探索力はきっと将来何かの役に立つ!(笑)。

     次に多いのが石です。石がそこにあれば、それを蹴ったり打ったり投げたりするのは子どもの性ですが、どこに飛んでいくのか?とこれも冷や冷やさせられます。

     木の枝や棒や石で遊ぶ…ごく自然な遊び方なのですが、見守っている大人は「けがや事故につながらないか」とやきもきしてしまいます。「危ないよ」と声を掛けたり、石を異動させたりして事故を予防しています。

     このような「遊びの見守り」を通じて、子どもの頃は当たり前に遊んでいた物や遊び方も、大人という立場では感じ方や捉え方が変わっていくものだなぁ~と、しみじみ感じています。

     でも、禁止や管理するばかりが大人の役割ではありません。子どもたちの「面白い、楽しい」という感覚を共有しながら事故やけがを防ぐということが大切になるかと考えます。

     そのためには、一緒に汗を流し楽しんで遊ぶという「遊びの輪の中に入って見守る。」スタンスで、安心安全な遊び場所づくりに取り組んでいきたいと、暑かった夏を通じて感じました。

                                 鳥取こども学園希望館
                                    フリー職員一同


    2021.09.01