支援センター希望館ブログ | 社会福祉法人 鳥取こども学園 - Part 2社会福祉法人 鳥取こども学園 | Page 2

社会福祉法人 鳥取こども学園は、キリスト教精神にもとづいて創立されました。その基本理念は『愛』です。

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  • すみれ農園

    今年もすみれホームは3種類の野菜を育て、子どもたちと収穫を楽しんでいます。

     

    1つ目はプチトマト。トマトが苦手な子どもでも食べてみたいと言うほど、おいしそうに実がなっています。

     

    2つ目は枝豆。塩茹でにして食べました。遊んでいる時に突然ちぎり、生のままかじったワイルドな子どももいました。

     

    3つ目はオクラ。そのまま切って食べたり、オクラ冷やし蕎麦にして食べたり、子どもたちもとてもおいしそうに食べてくれました。

     

    野菜が苦手な子どもでも、自分で水をやり収穫した野菜は別格のようで、おいしそうに食べていました。

    私たちも、子どもたちのそんな経験一つひとつに立ち会うことができて嬉しく思います。

    まだまだたくさん実がなるので、どのようにして食べようか、子どもたちとワクワクしています。

     

     

    すみれホーム

     


    2023.08.14

  • 待つことの大切さ

      今年も教育棟の玄関前のハナミズキの花が満開になり、毎年変わりなくきれいな花を咲かせ楽しませてくれます。

     我が家には初夏になるとコーヒーの苗木が手に入り育てていました。
    しかし、管理が難しくというより下手でなかなか冬が越せませんでした。

        詳しく説明します。4年前の6月、苗木が手に入りました。
    水やりをこまめに行い晩秋までには約3倍の背丈に成長しました。
    越冬が難しいとは思っていましたが、ものぐさなため外に出していたら案の定枯れてしまいました。
    申し訳なく思いました。

       3年前も同じように苗木が手に入り、秋までは新芽が大きく伸び成長しました。
    以前の反省を活かし11月頃縁側に取り入れました。
    しかし、水の与え方が分からず、それまでよりは少し減ったもののあまり変わらず与えました。
    真冬になると水を与えない日々が続き、結局3月中頃には葉が全部茶色になって枯れてしまいました。
    またまた反省の日々でした。

    流石に同じことは繰り返しません。2年前に学習したことを実行に移しました。
    苗木は夏には新芽が出て約半年間で最初の苗木から3倍ぐらいの背丈に成長しました。
    11月初め頃には台所のある居間に取り入れました。
    しかし、11月頃からぱったり成長が止まり新芽は全く伸びる様子を見せませんでした。
    11月以降育てたことが無かったので心配しましたが、下葉が茶色くなるスピードがゆっくりだったので、待って、待って、絶えて我慢して水は殆ど与えず様子を見ていました。
    すると、なんと冬を過ぎた3月の終わり頃には新芽がむくむくと成長を始めたではありませんか。
    本当に嬉しくて家族に「新芽が大きくなっている~」と叫んでいました。
    3年目にしてようやく冬を越すことができました。

     我が子が成長したようで嬉しくてたまりませんでした。
    手塩にかけて育てると言いますが、程よく手をかけ、たっぷり目をかけ、暑い時にはたっぷり水をやり、寒い時には、待って待って耐えて耐えてほんの少しだけ水をやり、私なりの手塩のかけ方で冬をやっと越すことができました。

    コーヒーの木に「ありがとう。」と声をかけました。

     令和5年も同じように冬を越しましたが、葉っぱが少し茶色になってしまいました。
    なんでこうなったか分かりませんが少し残念です。

    ちなみに、コーヒーの苗木は、3年後に白い花を咲かせ実が付くようです。今から来年が楽しみです。
    しかし、よく分かりませんが1本だけなら受粉しないかもしれませんね。
    また、心配が増えました。


    2023.05.30

  • 出会いに感謝

    .私、今年は年女でございます。元気よくピョンピョン跳ねまわれると良いですが、穏やかな日常を送れたらいいなと思っています。
    年齢を重ねて若かりしときよりも、考え方、捉え方が変わってきました。
    最近よく思う事は「出会えたことへの感謝」です。若い時には、こんなこと考えたこともありませんでした。
    一期一会と言いますが、多くの人の中で、出会えたことは、奇跡に近いと思います。
    私は一人で生きているわけではなく、誰かに支えられて今の自分があるのだと思うようになったことに繋がっているのかもしれません。
    ある心理士さんは、とてもユニークで皆を笑わせてくれたり、朝の掃除で鼻歌うたったりして楽しい気持ちにさせてくれます。仕事の事はもちろんのこと、プライベートな話も親身になって聴いてくれ受け止めてくれて、お日様のような方です。
    他には、とても心が純粋なナースにも出会いました。いつもニコニコ笑顔で、気配り上手、優しいけれど、芯の強さも感じます。一緒にいると心が温かくなる、陽だまりの様な方です。ナースの雰囲気は、きっと子どもたちや患者さまも安心されてることと思います。
    2人の共通点は一緒にいると、心が温かい気持ちになることと、安心感を与えてくれるとこでしょうか。私にとって、そこにいるだけで、私を支えてくれている存在です。「私はここにいていいんだ」と実感させてくれます。2人には、「生まれてきてくれてありがとう」の感謝の気持ちでいっぱいです。
    紹介しきれませんが、鳥取こども学園には、他にも出会えて良かったと思う人がたくさんいます。そんな方々と一緒に働けること、出会いに感謝しつつ私も安らぎを感じてもらえるような人になりたいと思います。
    余談ですが、出会いは、人に限らず動物にも言えます。それは我が家の愛犬です。
    家族の一員でもあり、私にとって我が子のように愛おしい存在です。落ち込んでいる時には、そっと傍にいてくれて、遊びたいときは全力で遊び、川でカモを見つけては全速力で走り追いかけ川に飛び込み、寝たいときにヘソ天で寝て、私の帰りをひたすら待っている。
    犬は外見に拘らず、過去も現在も気にせず、自然体の大切さと、今を精一杯生きることを教えてくれます。この子にも、出会わせてくれた人・親犬にも感謝です。


    2023.02.14