希望館 | 社会福祉法人 鳥取こども学園社会福祉法人 鳥取こども学園

社会福祉法人 鳥取こども学園は、キリスト教精神にもとづいて創立されました。その基本理念は『愛』です。

TEL. 0857-22-4200

  • 「焼いも」って、作ったことありますか?.

      昨年のある秋の日、はまむら作業所より、「さつまいもができたよ。堀りごろだよ。」と知らせが入りました。

     その時、焼いもって、どのように作るんかな~。皆で焼いもを作って食べたいなぁ~。という素朴な思いからの『焼いも作り大作戦』が始まりました。

     有志によるスタッフ会議、北栄町のアウトドアショップの方の焼いもつくりの手ほどき、皆のひらめき等の総意で、当日を迎えました。

     

     あっ…!!ここで当日までの経緯を知ってもらいたいです。(これ大事!!)

     

     たくさんの焼いもを作るには、ドラム缶がいい。でも、どこにある?

    「あたしの家にあるよ。」

     ドラム缶は、どこで半分に切ってもらう?

    「あっ、○○さんの実家でしてくれるかも。」

     すぐに電話して、依頼。無償で、素早くかつ丁寧な仕上げで切ってくださり、感謝!!感謝です!!

     フタにするトタン板は?「これも家にあると思う。」などなどと、「あるものを使う」形で展開していきました。

     

     焼いもづくりで最も大切な炭は、薪(まき)から作ることになりました。

     これも、はまむら作業所から提供してもらい、「まきわり」を初体験した職員たち。オノでマキ割りする音がグラウンドに響いていました。

     

     お試しに作ってみるのも、大事な時間。

     この時は、焼き時間を長めにしてしまい、丸コゲというか…イモは炭になってしまい…。難しい!!

     でも、焼いもの側でさくらスモークを焚いて、チーズ、卵などなど、おいしくいただきました。

    スモークだけ見た通りすがりの方々は「何か楽しそうなことをしているな~」と見ていたかもしれませんが、実はかなり真剣だったんです。

     

     当日に戻ります。

     はまむら作業所の小林さんと太田垣さんが、昼前から手際よく薪に火をつけ、炭にしていきました。この「火」を何かに活用したいと、昼食の焼きおにぎりを作りました。

     少し風のある日で炎はよく上がり、たくさんの炭が出来上がりました。さすが小林&太田垣さんです!!

     炭になったら、マシュマロを串にさして、ゆっくりゆっくり焼いて、コーヒーとともにおいしい時間も。この時も、マシュマロ、串、コーヒーなど、すぐ近くのスーパーへ買い物に走る職員。素早い!!

     14:00こどもたちが集まってきました。

     タワシでイモを洗い、再度きれいな水で洗い、新聞紙に包んで濡らし、最後にアルミホイルに包むという一連の流れを説明しました。混乱もなくスムーズに、でもゆったりとした時間の中、アルミに包まれたサツマイモがゴロゴロと並びました。ドラム缶に入ったところを見届けて、それぞれ遊びに、用事に、散っていくこどもたち。焼きあがる時間を知らせて、一休みです。

     ドラム缶の中は、下から炭、トタン、いも、トタン、炭と重なっています。焼き上がりを待っている間、サツマイモチップスを調理場で作ってもらい、それをつまみながら外遊び。

    「おいしく焼けるんだよ~」と、待つこと40分。試しに取り出してみると、すこし固くて再度ドラム缶の中へ。次こそはと、軍手をした手でアルミ、新聞紙をはがされたイモたちは、ホクホクの焼いもに変身していました。

    「あつい!!」「おいしい!!」「ホクホク~。」「きれいな黄色!」という声の中、食べていきました。イモの種類によって、焼き具合が微妙に違います。中には、もうちょっとの焼け具合の物も。

    食べきれなかったり、参加できなかった子どももいましたが、中には職員のためにホームに持ち帰る優しいこどもたちもいました。

    最後に私たちも、赤く焼けている炭がもったいなくて、秋の黄昏の中、マシュマロ焼きをしながら反省会をしました。

    消防署へも、焼いもが終わったと、ちゃんと報告を。(事前に連絡は入れていましたよ)

     

    食育保健委員の有志で始めた、『焼いも作ってみよう会』は、大成功でした。

    私たちの急な申し出に快く協力してくださった皆さん、ほんとにありがとうございました。


    2019.01.21

  • 「本館事務所」が新しくなりました!(^^)!.

    8月中旬から約3ケ月間の工事を経て、52.00㎡の増築が完了。

    「鳥取こども学園」の顔である「本館事務所」が今秋新しくなって再始動しました。

    子どもたちの生活の空間は、年々充実しておりますが。

    大人の仕事の空間も、広く快適になり。

    職員一同、新たな気持ちで業務に取り組んでおります!!

     

     

     工事中の事務所です。

     まだ「ガラーン」としてます。

     

     

     

     

     増築部分の事務所です。

     

     

     

     

     

     事務所全体です。

     広く快適になりました。

     

     

     


    2017.12.11

  • 「ひきこもり経験から 今、考える」講演会の御案内.

     鳥取県立鳥取緑風高等学校PTAが研修会を開催します。PTA会員以外の方々も御参加できます。是非とも、御参加ください。
     日 時  平成29年10月21日(土)
     受 付 12時30分から
     開 演 午後1時から4時まで
     場 所     鳥取緑風高等学校視聴覚室
                   (電話:0857-37-3100)
                   鳥取市湖山町南3丁目848番地
          鳥取緑風高等学校HP

     講 師 岡本圭太さん
     よこはま若者サポートステーション相談員。1974年生まれ。神奈川県横浜市出身。ひきこもり経験者。
    大学時代の就職活動失敗を契機に、25歳までの数年間、社会からひきこもった経験を持つ。30歳で就職し、2006年から現在まで、若者向け就労支援施設で相談員を務めている。相談員のかたわら、講演や執筆の活動を行っている。『不登校新聞』にて「ひきこもり時給2000円」を連載中。NPO法人リロードより、小冊子『ひきこもりからの生きなおし』シリーズ(Vol.1~4)を刊行中。
    ひきこもり経験から 今、考えること(PDF)


    2017.10.09