里親支援とっとりブログ | 社会福祉法人 鳥取こども学園 | Page 3

社会福祉法人 鳥取こども学園は、キリスト教精神にもとづいて創立されました。その基本理念は『愛』です。

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里親支援とっとりブログ

  • 里親サロンという集まり

     里親支援とっとりは、年間6回、東部・中部・西部各地区で各2回、里親サロンを開催しています。里親さんが集うサロンは、当所が主催する他、里親会がするもの、施設がするものなど、様々な形で開催されています。里親さんは、好きなタイミングで、好きな回に参加します。

     「サロン」とは、もともとは「客間」を意味するフランス語だそうです。それが転じて、同好の人が集まり、自由に談話を楽しむ社交界の風習のことを指すようになりました。文学・芸術など、文化全般について語らうという意味合いもあります。里親さんのサロンでは、真剣な養育の話、社会的養護の在り方などが主な話題ですが、他愛ない笑い話で盛り上がることも多々あります。しかしその中にも、例えば、それぞれの家庭のお正月の、親戚の集まりの様子や、おせち料理のメニュー、作法、お雑煮の種類など、各々のお家の様子が垣間見え、楽しい中に、参考になる話題が散りばめられています。

     里親養育は、公的な役割を担いながら、私的な環境でこどもの養育を行いますので、施設養育とはまた違った、単純に割り切れない悩みが生まれます。しかし、里親仲間と分け合うことで、気持ちが随分と楽になるものです。同じ立場の人が互いに相談するピアサポート・ピアカウンセリングの意味合いも持っています。里親サロンに厳密な決まりはありませんが、「話している方の話を傾聴する」「話し合われたことは他言しない」「特定の人が長く話さない」「人の話を否定しない(肯定的に聞く)」「他人を中傷するような発言はしない」といった「お約束」を心がけています。

     当所が行うサロンでは、必ず「ネタ」(テーマ)を用意しています。これまで、さまざまな「ネタ」(テーマ)とシチュエーションでおしゃべりしてきました。ランチを食べながらおしゃべりしてみたり、「施設職員としゃべろう!」と題して、施設の職員の方に多く参加してもらったり、大きな行事の後、反省会とダベリ会を兼ねてお茶を飲んでみたり。年度末に、一年の里親活動のスライド投影をみながら振り返るなどということもします。

     今度、金融広報アドバイザー(元、鳥取県の社会的養護の要職を務められた方です)を迎え、「こどもたちに伝えたい金融教育『どうする?子どものおこづかい!』」という回を持ちます。(詳しい内容については下記のとおり)

     この間は「福祉司さんとしゃべろう!」と題し、福祉司のみなさんの、日々の業務のご苦労や、大事にしていらっしゃることをお聞きしました。児童相談所にはいくつもの電話の回線があり、ひっきりなしにベルが鳴っていて、電話取次ぎを担当する職員さんが、個々の要件に即してスムーズに対応されるというお話や、職員さんはひと目で児童相談所職員さんと分かる名札をつけているのですが、ケースバイケースで、時と場合により、例えば、虐待通告があった際の訪問などでは外すというお話、保護された子どもを一時的に預かり、生活の様子などをみる「一時保護所」には、おもちゃがあり、テレビゲームもあるというお話など、お仕事の詳細がよく分かる、生のお話をたくさんお聞きすることができました。

     前回のブログにも書いたのですが、子育てについての教えは、座学のみより、肉親、親戚、近所の方、仲間とのおしゃべりによって口伝えられ、意見交換され、熟成されていくものだと思います。

     他愛もない話も含め、和気あいあいとおしゃべりする中で、より良い里親家庭生活が出来るような、元気が出るようなサロンの開催を目指しています。

     


     

    次回西部サロン

    1 日時  平成30年2月23日(金)午後1時半から午後3時まで

    2 場所  米子聖園天使園1階会議室

    3 対象者  鳥取県西部地区里親 児童相談所職員 児童福祉施設職員

    鳥取県庁児童養護担当職員

    4 テーマ  子ども達に伝えたい金融教育「どうする?子どものおこづかい!」

    ※子どもを養育している間、伝えなければいけないことがたくさんあります。『経済観念』もその一つです。金融広報アドバイザーの村田弘子さん(以前に、県の社会的養護部門の、要職を務めていた方です)をお迎えし、幼児期や学童期の頃から、お金や物の価値、働いて手に入れること、生産者や販売者の気持ちなどを知ることの大切さを学び、ざっくばらんにおしゃべりしながら、理解を深めたいと思います。

    ※参加を希望される方は、里親支援とっとりまでご連絡ください。

     

    次回東部サロン

    1.日時 平成30年3月6日(木)午後1時半から午後3時まで

    2.場所 福祉相談センター

            (住所:鳥取市江津318-1 ℡:0857-23-1031)

    3.対象者 鳥取県東部里親・福祉相談センター職員・児童福祉施設関係者・鳥取県庁児童養護担当職員

    4.テーマ 「スライドで振り返る、東部里親の、この一年」

    (※今年度の、東部の里親関係の様々な取り組み、出来事を、多くの写真記録のスライド投影を見ながら振り返ります。イベントに参加された方は懐かしみ、また、なかなか参加できなかった方は、『ああ、こんなイベントがあったんだ!』と様子を知り、おしゃべりする機会にしたいと思います)

    ※参加を希望される方は、里親支援とっとりまでご連絡ください。

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    〒680-0061 鳥取県鳥取市立川町五丁目417
    社会福祉法人鳥取こども学園
    里親支援とっとり
    (鳥取県里親会事務局)
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    FAX:0857-27-0415
    E-mail:ssk-tottori☆silver.ocn.ne.jp(☆マークを@に変換してください)
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    2018.02.08

  • 学びの伝達

     当所は、里親さんの養育のスキルアップのため、年二回、研修を開催しています。鳥取県内外から講師を迎え、これまで、たくさんの回を重ねました。

     例えば、里親子の関係をつくる声掛けの練習法、相互にエンパワーメントするための対話技法、措置解除後の子どもの暮らしを知る、共感力を高める体験型講座、保護された子どもの心の回復のプロセス、などなど。他にも、全国里親会の会長や副会長に、今後の里親会や社会的養護の在り方をお話いただいたり、母子生活支援施設の長に、母子支援において大切にしていることをお話いただいたり、などなど。様々なことに気づき、様々な立場の方のご苦労とお取り組みを知り、学びを深めるため、毎度毎度趣向を凝らして開催しています。

     次回の研修は、私が高校生の頃、好んで聞いていた、山陰放送ラジオの「角兵衛のミッドナイトパートナー」や「みずえとすーさんのくるくる放送局これしかナイト日曜日」からヒントを得ました。里親さんより事前に質問(いわばリクエストハガキ)を集め、児童相談所長と、当所の所長(全国児童養護施設協議会前会長)が、いわばDJのように返答いただく、というチャレンジをします。

     このように趣向を凝らしても、毎回の研修に、里親さん全員が御参加いただけるわけではありません。お仕事をしていらっしゃる方も多いので、「いやぁ、その日はちょっと都合が・・・」という返答も多いです。

     しかし、一般的に、子育てについての教えは、座学からではなく、自分や伴侶の親、親戚、PTA仲間や、近所の方などから、口伝え、申し伝えから学ぶことが多いと思います。保護を必要とする子どもの子育てであれば、里親仲間や先輩、施設の職員、児童相談所の職員などから口伝えにより引き継がれ、熟成されていくものだと思います。

      企業などでは、研修に出張した方が自分の職場で、その内容を報告する「伝達研修」というものがあります。里親が集った際、「聞いて聞いて!この間の研修で、こんな話があってね!」といったように、あちらこちらで話題にあがり、学びが伝達していくような雰囲気づくりを心がけています。


    2017.08.18

  • 新聞に掲載されました!

     平成29年5月15日付日本海新聞の、鳥取県の各界の実践者が提言を行う「地域深耕論」というコーナーで、里親制度が取り上げられ、鳥取県里親会東部部会藤田会長と吉田がインタビューに応えました。担当の記者さんは、前々から里親について熱心に取材してくださっている方でした。

     藤田会長はともかく、吉田は、しっかりとお話できませんでしたが、一生懸命伝えました。「地域が、里親のことを理解し、地域ぐるみで応援するような雰囲気になって欲しい」「地域の家庭でしんどいことがある場合、少し休もう、という感覚で里親と施設を利用してほしい」とお話したことが、載せてもらえてよかったです。

     新聞に掲載されると、やはり、多くの反響があります。これからもメディアと連携していきたいと思います。

     

    (日本海新聞記事のホームページ掲載については、新日本海新聞社より著作物使用許諾を得ています)

     

     

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    2017.05.23