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第58回 🔨余計なことを付け加えて、人生を複雑にしてはいけません🔧 法人事務局長 山根 章明

「余計なことを付け加えて、人生を複雑にしてはいけません。」
 「日めくり」超訳マザー・テレサ
 幸せはいつも、ささやかなことの中に あなたの心を励ます愛のメッセージ より


「あれば便利」と思って手に入れたものが、使っているうちに「必要なもの」になり、やがて「なくてはならないもの」になってゆく。そんなことがよくあり、「なくてはならないもの」が少しずつ増えてゆくのです。

日々修理の連絡がやってきます。「衣類乾燥機が動かない」「蛇口の水が止まらない」「扉の動きが悪い」など、備品や建物の不調の連絡を受けたら、まず自分で確認するように心掛けています。というのも、忙しいと確認を怠って業者さんに連絡し、忙しい中来ていただいたのに単純なことで直ったことがあり、事前に確認していれば余分な出費をしなくて済んだのに、と反省した出来事がありました。

そして、コストと時間と手間を考えながら、自分で直せそうならと努力をした結果、ドライバーが電動ドライバーへ、更にインパクトドライバーへと進化していきました。
最初は「あれば便利」と思って購入した電ドラでしたが、めっちゃ楽じゃあないですか!すぐ「必要なもの」に昇格。さらにハイスペックなインパクトドライバーを購入、「なくてはならないもの」(所有している事の満足感?)へと変化しました。
修理には道具と最適な部品が必要ですが、「あれば便利」ではなく「必要なもの」なので、依頼があるとそれに適した道具を考え、なければ増えていきます。
最近では、のこぎりが電動のこぎり(レシプロソー)へと進化し、マキタ製品の沼に飛び込んでしまいました。若くないので道具でカバーすることも必要です。

そして愛のメッセージには続きがあります。
幸せになるために、そんなにたくさんのものは必要ありません。幸せのハードルを、上げ過ぎないようにしましょう。

このメッセージを読んで以来、何か引っかかるものがありましたが、何かを直すことで他の人に喜んで頂けるなら、コストカットに繋がるのであれば、幸せのハードルが上がることもやむなしと、気持ちの整理をしました。

そんな道具たちも最近修理の依頼が少なく寂しそうです。新たな工具も仲間入りしましたので、修理依頼待ってます・・・。


2023.10.16