リレーブログ 第13回 鳥取スマイル(自立援助ホーム)寮長 田村崇 | 社会福祉法人 鳥取こども学園社会福祉法人 鳥取こども学園

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リレーブログ 第13回 鳥取スマイル(自立援助ホーム)寮長 田村崇

 もうすっかり秋めいてきましたね。私は朝布団から出るのに少し時間がかかるようになってきました。みなさんいかがお過ごしですか? さて、このリレーブログで私の順番が来ました。この機会に私が自立援助ホームで働くようになったきっかけを簡単にお話ししたいと思います。  もう16~7年前のことです。藤野園長に出合い学園を見学した時に、『毎日じゃなくていいからフレンドで生活しないか?』と誘われ、当時学生だった私は週3~4日自立援助ホーム「鳥取フレンド」で生活することを決めました。そこで寮長の山中夫妻との出会いがありました。 藤野園長が出席される日本子どもの虐待防止学会や自立援助ホームの全国大会などにかばん持ちとしてお供させていただき、その行く先々で様々な方々にお会いしてお話を聴き(大半がお酒の席でしたが・・)、これまで自分が知らなかった世界をたくさん経験させていただきました。  お会いした多くの方々には共通点があり、皆さん“エネルギッシュ”でそして、とても“熱い”方々でした(大半がお酒の席でしたが・・・)。学生だった私にはとても重たい話もあったりしましたが、皆さん熱く語り合い、そして議論されていました。圧倒されました。みなさんの本気度というか真剣度というのかわかりませんが、とにかくパワーを感じました(大半がお酒の席でしたが・・・・)。  フレンドでの生活は、私も寮生の一人という感じでした。夕食を食べテレビを見たりほんとだらだらと過ごしていたと思います。消灯時間になりそれぞれが部屋に入る時間がくるのですが、他の寮生が僕の部屋に来てつい話し込んでしまったり、相談を受けたり、一緒にゲームをしたりというような日々でした(消灯時間を守っていなかったのであまり大きな声では言えませんが・・)。  そんな日々を続けながら、いつか自分も自立援助ホームに関わりたいなと思うようになったのです。そのほかにもいろいろな要素や動機はあるのですが、それはまた別の機会があればお話ししますね。  そんな私が今、鳥取スマイルで寮長をしています。今年で11年目です。まだ住み込み時代の感覚で寮生とかかわっているところがあり、もう少し寮長らしくならなければなと感じております。  寮生たちが、自立していくたくましさと、そして思いやりと優しさを感じてくれるような出会いをこれからも続けていきたいと思っております。今後ともよろしくお願いします。

スマイル・スマイル・スマイル    スマイル・スマイル

 


2015.10.25