第25回『2020年・新年のご挨拶』 社会福祉法人鳥取こども学園 理事長 藤野 興一 | 社会福祉法人 鳥取こども学園

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第25回『2020年・新年のご挨拶』 社会福祉法人鳥取こども学園 理事長 藤野 興一

『主の力が働いて、イエスは病気をいやしておられた。すると男たちが中風を患っている人を床に乗せて運んで来て、家の中に入れてイエスの前に置こうとした。しかし、群衆に阻まれて、運びこむ方法が見つからなかったので、屋根に上って瓦を剥がし、人々の真中のイエスの前に、病人を床ごとつり降ろした。イエスはその人たちの信仰を見て、『人よ、あなたの罪はゆるされた』と言われた。』(ルカによる福音書5章17節~20節)

『わたしの兄弟であるこのもっとも小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。』(マタイによる福音書25章40節) 


明けましておめでとうございます。
子どもたちと共に2020年の新年を迎えることができました。
鳥取こども学園は、戦後74年、創立以来114年目の新年を迎えます。感謝です。
今、世界中で子どもたちが飢えや暴力で殺され続けています。日本では、誰でもよかった殺人事件が繰り返され、虐待死事件も全国各地でエスカレートしています。
緒方貞子さん、中村哲さんなどの偉大な実践家をなくしました。今の世界は「自然」や「心」より「物」を優先させる1930年代の二度にわたる世界大戦前夜に酷似する様相を呈しています。
今必要なのは、高い精神性に基づいた現場主義であり、正義と平和のために生身の民衆と共に歩む実践です。
昨年、私は12月にカナダのアドボカシー事務所のアーウィン・エルマンさんを迎えた子どもたちが中心となって行った集いは感動的で大きな勇気をもらいました。改めて子どもたちや職員や支援をくださる方々の素晴らしい力を確信しました。支え続けていただいた皆さんに心からお礼申し上げます。
子どもたちのためにではなく、子どもたちと共に一緒に考え、一緒に寄り添いながら、希望をもって、神様の賜物を平和と正義のために磨き使いたいものです。今ほどそのことが求められている時はありません。

皆様の上に、神様の豊かな祝福と何よりも子どもたちの幸せ、世界平和実現に一歩でも二歩でも近づくよう祈念して新年のご挨拶といたします。


2020.01.11