第26回『心を寄せて下さるみなさまへ』 児童心理治療施設 鳥取こども学園希望館 副館長 水野壮一  | 社会福祉法人 鳥取こども学園

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第26回『心を寄せて下さるみなさまへ』 児童心理治療施設 鳥取こども学園希望館 副館長 水野壮一 

こんにちは。鳥取こども学園希望館の副館長兼女子ブロック長の水野です。

 先日、子どもから「水野さんって、何でいつもニコニコしてるの?」と言われました。同じ日に、中学校の校長先生から「あなたからは、何故かラテンを感じるねぇ」とお褒め?頂きました。モットーは「明るく楽しく」で、物事のいい面を見て、楽天的に生きていきたいと考えています。(それゆえ、軽率な失敗が多いのが悩みの種ですが…)

明るさだけが取り柄?

 そんな私ですが、希望館にたどり着いた子どもたちの、理不尽な体験から来る悲しみや怒り、彼らの努力だけでは容易に解決できない悩み、それに寄り添い続ける職員や保護者の方々と向き合っていると、時折、本当につらくなることがあります。

 また、「自己責任論」「リスク管理」「働き方改革」「施設不要論」…正論めいた理屈が切り棄てや無理解となり、この世界の、誰も知らない隅っこの暗い場所に希望館がぽつんと取り残され、子どもと職員が苦しんでいる…上手く表現できませんが、身震いするような悔しさや寂しさに覆われてしまう時もあります。

悩むゴリラの図

 

 そういう感覚に陥ってしまったときは、学園や希望館に心を寄せて下さる方々のことを思い出すようにしています。

子どもたちに温かく声をかけて下さる地域の方々、ボランティアに来てくださる人の顔を浮かべます。

学園だよりの寄付者一覧をゆっくり眺め、寄付のおかげで建てることのできた園内の建物を一つ一つ見て回ります。

子どもたちを大切にしてくださる学校の先生や関係機関の方々との、協働と連携の歴史を振り返ります。

私はクリスチャンですので、鳥取教会で毎週の礼拝に集う信者のみなさんの学園への祈りと愛を思い浮かべます。

また、学園に出入りする業者さんの働きぶりを思い出したりします。

そして、学園を巣立っていったOB.OGの名前を一人ずつ呟いてみます。

 

すると…あら不思議!楽天的な私は「うん、色々と大変だけど、希望館の未来は明るい!!」と心が晴れ、明るく楽しい希望館の実現に、また一歩踏み出そうと思うのです。

学園、希望館に心を寄せて下さる皆さんに心から感謝を申し上げます。

 

鳥取こども学園希望館

                       副館長・女子ブロック長 水野壮一


2020.02.13