分校分教室、夏のものづくり体験 ~板金ヘラ出し盾体験~
8月7日 分校・分教室の夏のものづくり体験を行いました!
鳥取県職業能力開発協会様の主催で、鳥取県畳振興協同組合東部支部より厚生労働省認定のものづくりマイスターの先生をお招きして、「板金ヘラ出し盾づくり」を体験させていただきました。
はじめに「建築板金(けんちくばんきん)」について説明をしていただきました。
建築板金とは、建物の屋根や雨どいなどの取り付けを行うお仕事。「こんなところにも!?」と身近な建物にも板金が使われていることが分かりました。
お話のあとは、いよいよ“板金のへら出盾”制作です。
まずは、文字選び!自分の名前、座右の銘、推しのグループ名…など、文字選びにもそれぞれの個性が光ります。
そして、いよいよ銅板に選んだ文字を浮かび上がらせていきます。
① 銅板の上に文字が書いてある紙を置いて、
の輪郭をとがったペンの先でなぞる
② 銅板を裏返し、文字の輪郭の内側を、ヘラでこする
③ 銅板を表にして、再度文字の輪郭をなぞる
※②~③を繰り返すと、ぷっくりと文字が浮き出てテンションが上がります↑
④ 銅板に酢で汚れをとり、つやだしスプレーをふきかけて、磨いて完成!
黙々と作業を行うみんな。とっても集中しています。
そして、自分だけのオリジナル作品が完成!!
マイスターの方が手順を丁寧に教えてくださり、「すごい!上手!」「これはもう、職人になれるんじゃないか?」と声がけをしてくださったりして、嬉しいような誇らしいような気持ちになりました。
子供と一緒に、「これうまくない?」「めっちゃいい感じ!」「あなたらしいね」と言いあいながら作るのも、心地よい時間でした。
鳥取職業能力開発協会様、ものづくりマイスターの皆様ありがとうございました。
このように、分校・分教室では、子供と大人が一緒に行う体験活動を大切にしています。そばにいる大人が見守るなかで、一緒に夢中になり、はっと心が動くような体験をしていきたいと思っています。
鳥取こども学園希望館通所部門 東中学校のぞみ分校と修立小学校分教室は、福祉、医療、そして教育が力を合わせる中で、福祉を必要とする子どもたちの「伴走者」であり続けたいと思っています。
2025.09.19