『地域に感謝』
「歯磨きしてお風呂に入ろう。」
かつらぎの家での夕食後のいつもの光景です。
でも、その日はいつもと違うことが一つありました。
ぴんぽーん♪
お客さんです。
桂木地区での行事の日時や内容を伝えにきていただいたようです。
小さい子も職員もお風呂場におり、気が付いておりません…
「さぁ髪を乾かそう。」
そんな中、お客さんが来ていたことを知らせてくれる子がいました。
その子はしっかりお客さんの伝言のメモをとってくれていました。
待たせてはいけないと、よほど焦っていたのでしょう。
そのメモは学校からもらった手紙の封筒の裏に丁寧に書かれていました。
メモまでとってくれていたことに感謝を伝えると、
「(メモくらい)とるし。」
と何事でもないように話していました。
とっても些細で、当たり前のことかもしれません。
ですが、地域で生活をさせていただき、
共に地域をつくっていくことそのものが子どもの育ちにつながると感じられるエピソードでした。
多くの方々に支えられて、今を、未来を築かせていただいております。
至らない点も多いのですが、今後とも末永くよろしくお願いいたします。
2015.11.12