地域棟の風景
ようやく厳しい暑さの夏が過ぎて、朝晩が涼しく過ごしやすくなりました。ほっとした気持ちと少し寂しいような気持ちが入り混じるのが毎年繰り返します。
そんな時には窓の外の景色を見るともなく見ています。
子ども家庭支援センター「希望館」が今の地域棟に引っ越してしばらくたちました。地域棟の相談室は実はとても素敵で個人的には気に入っています。六畳の畳敷きの和室で、入ると窓からは大木の大きな幹とその枝に包まれた木陰が見えます。適度に明るすぎず暗すぎず、何とも言えず心が落ち着く雰囲気が魅力です。「その家の植物を見ればどんな家庭(の雰囲気)なのかはすぐにわかるもんだよ。植物が元気かどうかはその家の人の状態を映し出しているんだ」
この法人の正面側には見事な桜並木。春になれば多くの人がお花見散策に来ます。
そして、裏側の地域棟の南側にも見上げる程の大木が立ち並び落ち着いた雰囲気を醸し出しています。(木の名前を調べてないので偉そうには言えませんが)仕事の手を止めてふと顔を上げたときに見える景色がなんとも心地よいのです
そして、この樹木の周りを丁寧に刈ったり落ち葉を取って整えてくれる職員の無言の営みがあってこの雰囲気が守られていることを感謝とともに誇りに思っています。
今年も秋がきました・・・。
2025.10.07