さまざまな事情により家庭で生活できない子どもたちを、自分の家庭へ迎え入れて養育する方のことを里親といいます。里親になるのに特別な資格は必要ありません。日本では現在約2800人の里親が、約3800人の子ども達と一緒に生活しています。
TEL.(0857)22-4221 FAX.(0857)27-0415
里親支援とっとりは、施設と里親が連携して、里親制度の普及促進を図るための機関です。
里親委託の促進や、里親への研修、街頭キャンペーンでチラシを配って里親理解への呼びかけもします。また、定期的に“里親サロン”をひらき、里親同士のふれあいの場を提供しています。
- 所長 1名
- 里親委託等推進員 2名
- 事務員兼相談員 1名
里親支援とっとりは以下の事業を実施して里親支援を行います。
- 里親委託促進事業
里親、施設の職員、児童相談所職員等が連携し里親委託等を円滑に進めるため、里親委託等推進委員会を設置します。委員会では委託推進についての情報・意見交換と協議を行います。また、里親宅の各戸訪問を行います。里親宅において受託への意向や動機、養育の状況や心情を聞き、想いを共有するとともに委託推進に繋げます。 - 養育里親研修事業
- 養育里親(基礎・認定前)研修
養育里親になることを希望し、児童相談所に申込みをされた方に対し、講義、演習及び実習を行います。 - 里親スキルアップ研修
既に養育里親である方の資質向上を図るため、講義等の研修を行います。
- 養育里親(基礎・認定前)研修
- 専門里親研修事業
被虐待児等家庭養育の必要な児童を受け入れる専門里親になることを希望する方に対し、必要な基礎的知識や技術の修得などの養成を行うとともに資質の向上を図るための研修を行います。 - 普及啓発事業
里親制度普及のため、里親制度に関するチラシ・パンフレット等、広報配布物を作成し、街頭キャンペーンや各種イベント等により広く一般に配布するとともに、各種研修などで関係機関への周知を図ります。 - 里親相互交流事業
里親同士が気軽に話す場(サロン)を設けます。サロンは、日常的な子育ての悩みや不安などを共有し、里子養育に関する情報交換、不調にならないためのアドバイス、行政等への要望など、さまざまな話題で盛り上がる時間になっています。 - 里親会事務局
鳥取県里親会の活動・運営の支援を行い、会の活動をより効果的に行うための提
案や事務局業務を行います。里親会は、里親同士で悩みを相談し、親睦を深めるた
めの会です。東部・中部・伯西部の各部会が独自性を持って運営しています。 - 養育里親継続事業
登録後五年を経過し里親の更新を希望する方に対し、講義、演習及び実習を行います。
建物配置図