いつもとちょっと離れた場所で。 | 社会福祉法人 鳥取こども学園

社会福祉法人 鳥取こども学園は、キリスト教精神にもとづいて創立されました。その基本理念は『愛』です。

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支援センター希望館ブログ

いつもとちょっと離れた場所で。

様々な子どもたちが入れ替わり立ち代わりやってくる、すみれホームならではのエピソードをご紹介します。

 

エピソードその①

学園のすぐ側を流れる袋川。

そこに見慣れない茶色い小さな生き物が見えました。

子どもたちにそのことをお話しすると、

「猛獣狩りに行こう!」

「探検隊!出発!」

と、勇んでその場所へ。

現場検証(!)をしているうちに、

「怖かったなぁ。」

「変な生き物が見えたなぁ。」

「次は捕まえようで。」

と、もう本物を見た気分。

残念ながら、この時は動物を見かけることはなかったけれど、

今度来た時も、探検に出かけようと、勇んでおやつを食べに帰りました。

鳥取こども学園の周りは、いつでも未知のワクワク大魔境です。

 

エピソードその➁

お外でままごと。食材集めに葉っぱや石を集めて炒めていると…

「石がお肉にならんがよ!」と怒り出した女の子。

本当にお肉になると思っていた様子。

心の中で「ごめんね」と思いつつも、

できた料理で「いただきます」

ニコッと笑い、「おいしいね」と。

怒ってた顔は、どこにいったやら。

ニコニコスマイル、あらステキ。

 

エピソード その➂

虫が好きな男の子が、問題を出してくれました。

「アリの羽は何月に生えるでしょう?」

 -4月?

「ブッブー。正解は、秋!」

 -それ、季節だよ!

と突っ込むと、目を合わせて大笑い。

その後も虫問題をいくつも出してくれて、その知識にびっくり。

 -よく知ってるね。

驚いて見せると、嬉しそうにニッコリ。

将来は虫博士になるのかな?と楽しみです。

 

エピソード その④

夕食後、ゆったりテレビタイム。

突然一人の子が電気を消しました。

びっくりしてたずねると、

「映画館だが」。

それを聞いて周りの子も

「映画館行ったことあるで」、「映画館で観よう」。

みんなでワクワクしながら暗闇で観賞。

いつもと違うって、ちょっと楽しい。

 

 お家でも、保育園でも、学校でもない、毎日の生活からちょっと離れた場所=すみれホームで、ちょっぴり不安を感じながらも、子どもたちは色々な楽しみを見つけてくれています。

 私たち職員も、その不安と楽しみを、一緒に味合わせてもらっています。

 

そんなすみれホームの一コマを、これから少しずつ紹介していきたいと思います。


2020.07.14