第19回「園長就任のご挨拶」 鳥取こども学園 園長 田中佳代子 | 社会福祉法人 鳥取こども学園

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第19回「園長就任のご挨拶」 鳥取こども学園 園長 田中佳代子

児童養護施設 鳥取こども学園の施設長を前園長 
藤野興一に代わり4月より就任しました田中佳代子と申します。

藤野前園長が指導員として鳥取こども学園に戻られた翌年から、田中も鳥取こども学園に勤務させていただき、いつも後ろ姿を見て子どもへ向き合う気迫を感じておりました。子どものためには、寝る間も厭わない。子どもの為には、法の許す限りぎりぎりのところまで対応してゆく。制度がなければ制度を創る。等

「子どもも職員も、鳥取こども学園という大きな家族であり、一人ひとりが大切な存在で、必要とされない人は一人もいない。」と藤野前園長は常日頃より言っておりました。私も子どもたちとの暮らしのなかで、数々の失敗を重ねながらも、必要な人として藤野前園長はもちろんのこと、子どもたちや職員・出身者に支えられてここまで歩ませていただいたことに改めて感謝をしています。

今年も、鳥取こども学園前の桜土手がきれいに咲き誇っています。
毎年、4月を迎える度に心新たにしてスタートを切っている私ですが、今年は藤野前園長の後任ということで、一層身のしまる思いで桜を眺めております。

11年前、鳥取こども学園に乳児院を併設するということで児童養護施設から異動し、右も左もわからない状況のなか、乳児院の施設長を勤めさせていただきました。年を重ねるごとに職員や関係者の皆さま・子どもたちや保護者のおかげで形が整い、乳幼児の笑顔に癒されながら日々を送れることが喜びでした。癒されながら、鳥取こども学園を去ることができると内心喜んでいたのですが、この度藤野前園長が理事職に専念して法人全体の見守りをすると強い意志表明をされたことにより、後任を任されることになりました。

藤野前園長は、鳥取こども学園の子どもや職員のことのみに固執せず、鳥取県内施設の子どもへの寄り添いのレベルアップを手掛け、しいては全国の社会的養護の子どもたちに同じ寄り添いが出来ることを望み、全国児童養護施設協議会の会長を二期務めました。子どものために全身全霊を注いできた藤野前園長の足元にも及びませんが、力まず、私なりに鳥取こども学園の職員や子ども達を見守ってゆきたいと思います。

「最後まであきらめず、子どもを信じ続けること」

私が鳥取こども学園に勤めさせていただいたときより信念としているこの言葉をもう一度胸に刻み、鳥取こども学園が時代を超えて守ってきた「愛」の精神を次世代につなぐ役目が少しでも果たせられたらと思います。

110年の歴史を持つ鳥取こども学園が地域の一員として今あるのは、ほかでもない、関係者の皆さまや地域の皆さまの多大なるご理解とご協力の賜物です。田中はまだまだ未熟もので至らないことも多々あるとは思いますが、鳥取こども学園は今後も皆様のご理解とご協力のもと歩ませていただきたいと思いますので、変わらぬご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

 


2017.04.17