希望館ブログ | 社会福祉法人 鳥取こども学園社会福祉法人 鳥取こども学園

社会福祉法人 鳥取こども学園は、キリスト教精神にもとづいて創立されました。その基本理念は『愛』です。

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  • 手作りおやつと厨房紹介(栄養士より)

    ☆3月の調理部門の手作りおやつ☆

    3月の手作りおやつはさくらの葉っぱとお花の桜餅です。

    桜餅は、味や見た目だけでなく香りも楽しむ和菓子です。桜餅特有の香りは、塩漬けにした桜の葉っぱによるもの。桜の葉っぱには、餅に香りを付ける役割があります。また、桜の葉っぱの塩味は、あんや餅の甘さを引き立ててくれます。桜の葉っぱを一緒に食べれば、ほどよい塩気がアクセントに♪

    調理員は毎月手作りおやつを楽しみにしてくれているこども達のために頑張って作っています。こども達もおいしかったー!!と言ってくれるのですごく嬉しいです。

     

     

    ☆厨房紹介☆

    栄養士として働いて1年が経ちました。厨房の中は意外と体力が必要で、調理員は毎日たくさんのごはんを作っていてほんとにすごいなと思いました。そこで、中の様子を紹介したいと思います。

     

     

    ←離乳食を作っている写真です。具材を細かく切ってコトコト煮ます。味見すると素材の味がしっかりして美味しかったです。

     

     

     

    ←サラダを作っている写真です。大きなたらいに準備して配っていきます。1日に必要な野菜の摂取量はだいたい両手一杯分と言われています。学園のごはんは野菜たっぷりで美味しいですね!!

     

     

                   

      

     

    ←炒め物を作っている写真です。具材を混ぜるのは意外と力が必要で、火力が強いのですごく熱いです💦

     

     

     

     

     

    ←チャーハンを作っている写真です。人が入れちゃうぐらいの大きな釜で、たくさんの炒め物や汁物を作ることが出来ます。ジュ――と具材のいい音やにおいを強く感じました。今すぐ食べたくなります🤤

     

     

     

     

    調理員は、毎日たくさんのごはんを美味しくできるよう試行錯誤しながら作っています。これからも感謝して頂きましょう。

    ありがとう!いただきます!!

     


    2024.04.02

  • 春を見つけに・・・

    中学校3年生が卒業し、分校もすっかり寂しくなってしまいました。あとはもう、終業式を待つばかり・・・では、つまらないので、分校分教室でウォークラリーを行いました!

     

    鳥取市の歴史や文化に触れながら、そして少しずつ近づく春を感じながら、子どもと大人でグループを組み、樗谿公園や、久松公園を散策してきました。

     

    ただ巡るだけでは面白くないので、指定されたチェックポイントを回ったり、クイズのポイントを回ったり・・・

    ここでブログをご覧の皆さんに問題です

    わらべ館の外にある仕掛け時計には、何種類の動物が出てくるでしょう?

     

    行き当たりばったりでは上手くいかないので、大人も子どもも真剣な眼差しで、どこから回ろうかと、計画を立てていました。

     

    この日は、あいにくの空模様でしたが、何とか雨は降らず、ちょうど良い天気でした。

     

     

    途中、お菓子を買うという特別ミッションも・・・ただ大人が食べたいだけでしょ?って?まあそこはご愛敬ということで(笑)

    普通の学校では体験できないことが体験できる。それも希望館通所・分校分教室の良いところなのです(笑)

    公園で食べたお弁当とお菓子は、歩いて疲れた体に染み渡り、とっても美味しかったですよ。

     

     

    これからお花見の季節。是非皆さんも、鳥取を感じながら、美味しいお菓子と綺麗な桜を見に、お出かけしてみてはいかがでしょうか?

     

    ちなみに、途中で出題した問題の答えですが・・・わらべ館へ行ってみてください(笑)

     


    2024.03.27

  • いつまでも見守ってるよ!

     3月7日、分校・分教室の「卒業生を送る会」で、今年は、小学生1人、中学生5人、合計6人の卒業生が巣立っていきました。

     写真にある壁面を作る子、テーブル番号を作る子、装飾を作る子、会の司会をする子や、代表で挨拶をする子… みんなで一つになり、それぞれ役割と責任を持って準備を進めました。

     会の前日には、いつもお世話になっている加藤先生にも来ていただき、テーブルに飾るお花を生けるなど会場の準備をしました。

     当日は、多くの保護者さんや関係の深い人たちに来ていただき、盛大に会を開くことができました。

     この世に一つしかない、希望館や分校・分教室の愛がたくさん詰まった修了証書や寄せ書き、調理員さんたちからのご飯、保護者さんからの言葉や卒業生の言葉、みんなの思いがたくさん詰まった温かく、とても素敵な会になりました。

     

      元は、学校に行けなくなり、分校・分教室にたどり着いた子どもたち。ここでこうして出会えたのも、素敵な縁があってのことだったと思います。

     子どもたちは、自分のペースでそれぞれ自分と向き合い、苦しい思いもしながら、毎日頑張って生活してきました。私たち大人は、伴走することしかできませんでしたが、この子たちの頑張り・成長を近くで見ることができて本当に幸せでした。

     伴走はここで終わりますが、希望館は、いつでも戻ってこられる場所として、これからも子どもたちを見守り続けたいと思います。


    2024.03.27